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実はここに掛かっている。意外な電気代の節約術!

1年24時間可動しつづける冷蔵庫や、エアコンの消費電力量が高いことは想像しやすいのですが、他の家電製品で、電気代の高くかかるものは何があるでしょうか。

また、そういった家電の節約方法はどういったものがあるのかをご紹介します。

目次

電気代はなにが1番かかっている?

データとしては少し古いものになりますが、資源エネルギー庁の“平成22年度省エネルギー政策分析調査事業「家庭におけるエネルギー消費実態について」”の中で、2009年度の家庭部門の世帯辺りの電気使用量の内訳が示されています。

このデータによりますと、電気冷蔵庫が全体の14.2%で1位、2位は照明器具で13.4%、3位はテレビで8.9%、4位はエアコンの7.4%となっています。

以下、電気温水器5.4%、エコキュート3.8%、食器洗い乾燥機・電気便座ともに3.7%、電気ポット3.2%、電気計算機2.5%、ジャー炊飯器2.3%、洗濯機・洗濯乾燥機2.1%、電気カーペット2.0%、電気機器その他27.4%となっています。

今回は、中でも電気代の高くかかる電気冷蔵庫の節約方法について説明したいと思います。

電気冷蔵庫の節約方法について

室内の気温が高い夏場と、気温の低い冬場では、当然ながら冷える効率も変わってきます。

冬場は、夏場ほど冷やす必要がないので、設定温度を「強」から「中」にしてしまって構いません。

これだけで、年間で61.7kWの節電になり、電気代は61.7kWh×契約電気代25円/kWh=1500円程度安く抑えることが可能です。

また、電気冷蔵庫は内部を冷やす分、外部には結構な熱を放出しています。

必要以上に壁に近づけていると、電気冷蔵庫から出る熱が壁で跳ね返ってきて、電気冷蔵庫自体が熱くなり、うまく冷えなくなってしまいます。

電気冷蔵庫をある程度壁から離して設置し、熱の影響を抑えることで、年間45.08kWh、だいたい1000円くらいの電気代が節約できると考えられています。

なので、電気冷蔵庫は壁から5cm程度離して設置するようにするとよいでしょう。

照明器具の節約方法について

消費電力の高い2番目の照明器具の節約方法ですが、これは意外な節電方法となるのですが、照明器具は点灯する瞬間に電力を最も消費し、長い時間点灯している時ほどの戦力を消費することはありません。

基本的には人がいない時間帯にはこまめに照明器具のスイッチをオフにしたほうが節電につながります。

しかし、点灯を繰り返すと消費電力は高くなるので、あまりこまめにスイッチをオン・オフすると逆に消費電力が高くなってしまいます。

意外ですが、普通に暮らす上では、あまりスイッチをオン・オフせずに、点けっぱなしにしておくほうが節電となります。

まとめ

一般家庭で電気代の掛かる部分は、電気冷蔵庫と照明器具でした。

電気冷蔵庫では必要以上に壁に近づけていると、うまく冷えなくなってしまいます。

電気冷蔵庫をある程度壁から離して設置し、熱の影響を抑えることで電気代が節約できます。

また、照明器具では点灯を繰り返すと消費電力は高くなるので、付けっ放しの方が節約になります。

  • 冷蔵庫はある程度、壁から離して電気代の節約を!
  • 照明器具は、意外と付けっ放しの方が節約になる!

 

 

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