一人暮らしで内見するときに気をつける10個のコツとポイント

学生として勉学に打ち込むため、仕事の都合で、など様々な理由で一人暮らしをしなくてはならなくなってお困りの方もいらっしゃることでしょう。

今回はそんな一人暮らしをしなくてはならなくなった方が気をつけるべき、物件を決める際のポイントについてお教えしたいと思います。

目次

どんなところをポイントに物件を見ればよい?

ぶっちゃけてしまうと何を基準に選べばいいのか、内見でどこをチェックすれば良いのかわからないかと思います。

一人暮らしをするのが初めての場合や土地勘が無い場合には尚更です。そんなあなたへ、内見でどこをチェックしたら良いのかポイントをお教え致します。

内見でのポイントのひとつとして、厨二病っぽいマンション名は避けるというものがあります。

あり得なさそうで実在するのが、ニートハウス、ラビリンス、ローゼンハイムなどです。住み始めてから説明にちょっと照れるような名前の物件名ってありますよね。

物件を決める際の見るべきポイント

物件の防音性について

さて、ここからが本題です。

内見での部屋探しのコツとチェックポイントについて語っていきたいと思います。まずは防音性についてチェックするべきポイントを紹介していきましょう。

隣家の生活音を気にする方は多いと思いますが、防音性のチェックはどうすれば良いのでしょうか。

鉄骨造や木造は壁の構造上ある程度の音は仕方ありません。また、鉄筋コンクリート造でも、必ずしも防音性が高いとはいえないのが難しいところです。

「壁を叩いて判断する」などとよく聞くのですが、実際には「壁に耳を当てる」のが一番確実な方法といえます。

部屋によっては、エレベーター音の有無などをチェックできるので、シンプルですがこれは役に立つテクニックといえます。

湿気の状態について

意外に気にしない人が多いポイントは、湿気の状況です。

湿気が多い部屋では、服や家具がカビてしまって大変な思いをしてしまいます。引っ越した後に気付いても後の祭りですよね。

内見の段階で、ここをチェックするには、「結露」について、サッシの横の部分を確認します。

サッシの横や周辺の木材の部分にカビや変色が見られたら、結露が発生する可能性が高いと見ていいと思います。

ちなみにこの部分が不自然に塗り直されていることもあるので要注意です。壁紙の浮き具合でも湿気をチェックすることができます。

部屋のサイズについて

次に、部屋のサイズです。

部屋のサイズをメジャーで測ることは勿論大切で、特に玄関ドアのサイズを調べておくことが重要です。

何故なら、大きな冷蔵庫などの白物家電を家に入れる際に、ドアのサイズを超えていると入れられない可能性が出てくるからです。

ここで見落としがちなところがあり、例えば、物件によってはドアが90度以上開かないことがあったり、ちょっとした突起で大物家具が入らないといったこともあるので、注意が必要なのです。

サイズのチェックは玄関こそ細かく測るべきであるということを覚えておきましょう。

物件の設備について

そして、設備面です。

物件によって設備も違いますので、内見の際に今から紹介するポイントを確認しておきましょう。

靴箱

靴箱の高さは必ずチェックするようにしましょう。

ブーツや長靴が入らないとかありがちな話です。また、服をしまう収納が押入れしかないような物件だと、ロング丈の服を折って収納するしかないので、その辺もしっかり見るようにしましょう。

コンセント

コンセントの位置を確認しておくのもポイントです。あと、床からの高さも重要です。

例えば、少し高い位置にコンセントがあるような場合に、実際にケーブルを差すと目立つし邪魔になるので、この位置には「目隠しの家具を置く必要があるな」などとなるのです。

エアコン

設備面ということで、エアコンの型番と年式も必ずメモしておくようにしましょう。新しいものと古いものでは消費電力が大きく変わってきますからね。

携帯の電波

それと、自分が使っている携帯の電波が部屋の中のどこにいても、ちゃんと入るかも、地味に確認しておいたほうがよいところです。

郵便受け

防犯面も考えて、郵便受けの形状をしっかりとチェックしておきましょう。隙間から手が入ってしまうようなタイプはできれば避けたいところです。いとも簡単に個人情報が抜かれてしまいますからね。

虫の集まり具合

あとは、玄関を出るといきなり外になっているような物件(廊下がない、壁がない)では、虫の死骸をチェックするようにしましょう。

照明や窓の明かりに虫が群がって、すごい数の虫の死骸を避けながら生活をしないといけないケースもあります。

なので、虫の死骸についてもチェックしておきたいところです。

特に設備面で注意したいのが、例えば、やたら窓がでかくてカーテンの規格が合わなかったり、お風呂が部屋の真ん中にあって湿気の逃げ場がなかったり、とにかく「個性的だな」と思ったら注意が必要です。

不動産会社に聞くポイント

不動産会社に借りたいと思った物件について、質問をする場合に、次のような質問をすると良いでしょう。

まず「空室期間はどのくらいか」ということです。あまりに空室が続いているようなら家賃交渉の材料になることもありますし、人気がない理由を探るきっかけともなります。

次に「回転率はどの程度なのか」ということです。どのくらいの周期で住んでいる人が変わっているのかも判断のポイントになると思います。あまりにサイクルが早い場合には何かしらの問題があることも多いと言えますしね。

そして、「近隣も含めたクレーム発生状況」を聞くのも重要です。

騒音のクレームが多いとか、ゴミ出しのルールを守らないとか色々とあるとは思いますが、自分が巻き込まれそうと思えるクレームが発生していたら「この物件はやめよう」と判断する材料となります。

あとは、「前の住人の退去理由」です。

例えば10年ばかり住んでいて退去理由が転勤であったならば「住みやすい部屋なんだなと」いうことがわかります。

最後に、「近隣住民の家族構成や生活時間」について聞いておくことも重要となります。

隣人が自分と合わない生活サイクルで生活していたり、楽器を鳴らしたり、室内でトレーニングをしていたり、あとは社交的な住人ですとホームパーティーや家飲みが深夜に及んだりして、騒音によるトラブルが起こりやすいということがわかるからです。

まとめ

賃貸物件は、3ヶ月くらいはお試し期間くらいの気持ちで臨むことがおすすめです。

細かいチェックも必要なのですが、大きく構えて、あまり気を張らずに住みたい物件に出会えることを祈りましょう。

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