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【大人からはじめる音楽理論②】インターバルとスケール

この記事はコード理論が理解できない方やこれから音楽を勉強し始める方にも音楽の仕組みや構造を理解していただける内容を目指して作っています。

前回はコード理論について解説していますので、コード理論について学習がまだの方は前回の記事を確認してから学習することをおすすめします。

https://ohitori-gurashi.com/studymusic_code/

前回の最後に2度の中には鍵盤がはさんだ「ド・レ」と完全に隣り合っている2度の「ミ・ファ」がありましたね。内容を忘れてしまった方はもう一度前回の内容を復習してみましょう。

インターバルについて

前回は「ド・レ」の部分しか調べませんでしたが、今回は「ドレミファソラシド」全ての関係を調べてみます。

前回説明した通り楽譜上で見ただけでは、全音と半音の関係は分かりにくいので鍵盤を使用して解説します。

低い方から「ドレミファソラシド」でこれらの音を「ド・レ」「レ・ミ」「ミ・ファ」のように隣り合った部分があるか1つずつ調べていきます。

鍵盤

「ド・レ」は間に鍵盤が一つあるので全音です。「レ・ミ」も間に鍵盤が一つあるので全音です。「ミ・ファ」は完全に隣り合っているので半音です。

「フォ・ソ」は間に鍵盤が一つあるので半音です。「ソ・ラ」は間にの鍵盤が一つあるので全音です。「ラ・シ」は間に鍵盤が一つあるので全音です。「シ・ド」は完全に隣り合っているので半音です。

  • 「ド・レ」は
  • 「レ・ミ」は
  • 「ミ・ファ」は
  • 「ファ・ソ」は
  • 「ソ・ラ」は
  • 「ラ・シ」は
  • 「シ・ド」は

これで「ドレミファソラシド」の並びの全音・半音の組み合わせが分かりました。下の「ド」から「全全半全全全半」という並びになっています。

このような音の並びの階段のことをインターバルと呼びます。「ドレミファソラシド」のインターバルは?と聞かれたら「全全半全全全半」ですと答えれば正解です。

次の説ではインターバルの考えを利用して一つ実験を行ってみようと思います。

スケールとは?

先ほど「ドレミファソラシド」を調べたことで見つかった「全全半全全全半」という並びを「ド」以外の場所から始めたらどうなるでしょうか。

まずは試しに「ファ」からスタートして「全全半全全全半」のインターバルをたどってみます。

鍵盤ファ初めの「ファ」に対して全音の位置は「ソ」です。「ソ」に全音に位置は「ラ」です。「ラ」に対して、ここで半分が出てきます。「ラ」に対して半分の位置は「シ」のフラットです。

鍵盤シのフラット初めて黒鍵が出てきました。ここから再び全音が続きます。「シ」のフラットに対して全音の位置は「ド」です。再び白鍵に戻ってきました。

「ド」に対して全音の位置は「レ」です。「レ」に対して全音に位置は「ミ」です。最後は半音です。「ミ」に対して半音の位置は「ファ」です。

ここではじめの「ファ」の位置に戻ってくることになります。「ファ」の位置から「全全半全全全半」のインターバルをたどってみたところ「ファソラシ♭ドレミ」という並びが現れました。黒鍵が一つ返ってきましたね。

今度は「ソ」から同じようにインターバルをたどってみましょう。「ソ」から「全全半全全全半」のインターバルをたどってみたところ「ソラシドレミファ♯」とという形が現れました。

どうやら初めの場所によって黒鍵の現れ方が異なるようです。近くにピアノがあれば先ほどの「ファ」からはじまるインターバルと「ソ」からはじまるインターバルを弾いてみてください。

どれも高さは異なりますが「ドレミファソラシド」と同じような雰囲気に聞こえることが分かるかと思います。

このように同じインターバルを使っていれば同じような雰囲気の大人の形が現れます。この現象はイメージとしてはカラオケでキーを変えるときに近いです。

全ての音の高さを平行に移動させるので曲の雰囲気は変えずにピッチを上げ下げできるのです。インターバルを使用して見つけることができる音の組み合わせのことをスケールと呼びます。

またこれまで何度も使用している「全全半全全全半」のインターバルを使用して見つかったスケールはメジャースケールという名前がついています。

そして「ド」から始まるメジャースケールつまり「ドレミファソラシド」というスケールにはCメジャースケールという名前がついています。

前回の初めに勉強したように「ド(=C)(=ハ)」です。Cメジャースケールは日本語では「ハ長調」と言い換えることもできます。

クラシックなどをよく聞く方は曲名の横に何々長調といったものがついているのを見たことがあるでしょう。

あれはその曲で使われているスケールが何なのかを示しているのです。スケールの始まる場所は「ド」から「シ」まで黒鍵も含めて12種類あるのでメジャースケールは12種類存在します。

しかし皆さんは全てを暗記する必要はありませんなぜなら「全全半全全全半」というインターバルさえ覚えていれば時間はかかりますがその場でスケールを探し出すことができるからです。

ですので今回みなさんは「全全半全全全半」というフレーズだけは必ず暗記しておいてください。

まとめ

次回はメジャースケール以外のスケールの紹介やスケールどうしの関係などについて話していきたいと思います。

最後に今回のまとめです。しっかり覚えて音楽を理解していきましょう。

  1. 音の階段が並びの規則をインターバルと呼ぶ
  2. インターバルによって見つかる音の組み合わせをスケールと呼ぶ
  3. 「全全半全全全半」というインターバルから見つかるスケールをメジャースケールと呼ぶ
  4. 初めの位置によってcメジャースケールのような名前がつく

 

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