みなさん、コミュニケーションを取るうえで気まずい雰囲気になったことってありませんか?今回はわたしが人生で1番気まずかったときの話をしようと思います。
暇つぶしに読んで頂ければ嬉しいです。
気まずかった出来事
気まずかった出来事が起きたのは、週末の土曜日です。わたしの会社では月に1度フットサルを行なっています。そのときの会場は埼玉の奥の方でした。
いつものようにフットサルに参加するために、バイクで会場まで向かいます。
2時間位のドライブで、何度かバイクで行っていたので道に迷うこともなくのんびりツーリングしながら向かっていました。
頻尿のわたしは走行中に尿意をもよおしました。バイクってエンジンの振動で小刻みに揺れるので、尿意をもよおしてからの進行が早いんですよね。トイレに行きたくなったわたしは少し先にある道の駅によることにしました。
わたしのタンクが一杯になり、目的の道の駅に到着しました。道の駅に入ると、バイクの駐輪場に5名くらい人がいます。
なぜか数人が手を振りながら駐車場のスペースを開けてくれました。わたしは考える暇もなかったので、言われたまま開けてくれたスペースにバイクを駐車しました。
わたしはトイレに行きたかったので、とりあえず駐車してトイレに行きました。トイレを済ましている時、ハッとしました。
もちろん手を振ってきた人にわたしは面識がありません。5人程いたのでおかしいなとは思いましたが、それ以上にトイレに行きたかったのです。
冷静になり考えた結果、ひとつの仮説がわたしの脳裏によぎります。
「バイクのツーリングのオフ会だ!!」
しかも、完全にわたしが参加者だと勘違いしている。。。駐車する時のテンションから、たまたま事前に参加者の人が知らせていた車種とわたしのバイクが一致していたと思われます。
トイレから出ると5人がわたしのバイクを取り囲んで、談笑しています。開けてもらったスペースになにも言わず止めたので、あの人達はわたしのことを参加者だと確実に勘違いしています。
人見知りのわたしには、きつい状況です。こんなアンジャッシュのコントみたいな状況あるんだな。「わたしは参加者ではありませんよ。」と水を指すのも、5人はきっと初対面だと思われるので、沈黙で場が凍るのが目に浮かびます。
わたしは妙案を思いつきました。
わたしがバイクのある駐輪場にむかうと案の定、1人が話しかけてきました。
わたしは。。。話しかけられた言葉に一切返答することなく、バイクのエンジンをかけてずっと無表情を貫いたまま、バイクを駐輪場から出します。
「ぶーん!!」
そのまま道の駅を出ました。
わたしはいたたまれない気持ちにはなりましたが、誰も傷つかないならそれに越したことはありません。バイキンマンの気持ちがよく分かった出来事でした。
おしまい。